天狗のハナが折れたとき

先生ってのはすごいね。今回は「せんせいさん」のことじゃなくて本当に私の先生の話。特に考え方がすばらしい。見習っていかねば。


というわけで、2週間ぶりに母校に赴いてきました。私がお世話になった食堂には、毎度のことながら行くことはできなかったのですが、学校に行くと不思議と心が落ち着きます。私の知ってる人がいるからか、卒業した後でも、私の居場所がまだあるように感じました。



その後、服を買いに寄り道して帰りました。1年ぶりに行ったお店は内装が大幅に変わっていて、時間は着実に過ぎているんだなと改めて実感。その店で、服を眺めていると、案の定店員が話しかけてきました。で、「よかったら試着してみてくださいね」などといつもの定番のせりふを吐いてきたので、「じゃあ、これを(試着させてください。)」と言ったところ、「これですね(お買い上げありがとうございます)」と言われました。


日本語は難しいね。


値札を意気揚々とハサミで切り始めたので、いまさら試着したかっただけなんですとも言えず、結局それを買ってしました。でも、その店員も少しあせりすぎな印象を受けました。もう、2度と行くことはないでしょう。



さらに、その足で小学生のときからお世話になっているお店にカツ丼を食べに行きました。相変わらず、おいしかったです。690円のカツ丼に1200円を払っておつりをもらおうとしたら、店員さんに、「あの〜。これでいいんですか?690円なんですけど・・・」と言われました。


で、私は笑顔で「はい、それでお願いします。」と言ってやると、店員は「変な客が来たな」と言いたげな苦笑いを浮かべ、レジに"1200"と打ち込み、手品を目の前で見せられた人みたいな顔になりました。表示画面には"510"と表示されていたからです。


店員さんはそこで私の真意を悟ったらしく、小さな声で「すみません」と言ってきました。私は、心で「勝った。普段から買い物をしている、一人暮らしサラリーマンをなめるな!」と思いましたが、にっこり微笑んで「ごちそうさまでした」と店を後にするのでした。


ええ、話やな〜



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