命をかけてきみのものになる〜チボー家の人々より〜

今日は昼まで寝た後に速攻で本屋に行き、「半分の月がのぼる空」と「ウィザーズブレイン」を買いに行きました。で、さっそく読書開始で気づけば夕方になってました。ああ、なんて幸せな週末の使い方でしょう。半分の月を読了した余韻でまだホワーってなってるかんじがします。

半分の月、今回が一応の最終巻ということで彼らの話も終わったってことになるんでしょうか。それともいまから始まるのでしょうか。まあ、とにかくいい話なわけですよ。
でも、一番すごいなあって思うのは普通、病気の女の子と出会って・・・ていう物語のラストって
1.女の子完治。その後主人公と幸せになる。
2.女の子結局病死。その後主人公はその悲しみを乗り越える
的な話が多いと思うのです。しかし半分の月は病気は完治せずいつ死んでしまうかわからない状況で、それをわかった上でふたりで一緒にいるっていうのです。こういうところが涙を誘うのでしょうね。完治するって話より逆にリアルに思えて。

そんなわけで土曜日は毎回早く終わってしまいます。